前編

頭・胸・翅の作り方の説明です。

主な材料

・白っぽいフェイクファー

・茶色のフェルト生地

・フラワー用ワイヤー(18番)

・白っぽい刺繍糸(5番)

・プラスチックアイ(24㎜)

・脱脂綿

 

型紙は印刷し、線に沿って切り分けます。

1.裁断

ファーなどの生地を使う場合は、型紙に書いてある矢印と生地の毛の流れをそろえて型紙を配置します。

縫い代が5mmほど必要なので、型紙同士は1cm以上離して配置してください。

左右各1枚と書いてあるものは、1枚は型紙を裏返して裁断します。

番のパーツのみフェルトを使用します。

型紙の番号や記号は、裁断した生地にも書き込んでください。


2.胸・腹部

初めに、①のダーツを縫います。

①を半分に折り畳み、切込み部分を縫い合わせてください。

ダーツを縫って表から見た様子です。

立体的な形になっています。

②と③を左右それぞれ縫い合わせます。

縫い合わせた様子です。

腹部に使うすべてのパーツが揃いました。

左右の②③の背中側を、それぞれ①に縫い合わせます。

どのパーツも尖っている部分が尻側になります。

②③の残りの辺を縫い合わせます。

試しに表に返してみた様子です。

ここまで来ると既にぬいぐるみっぽくていい感じです。

胸部を作っていきます。

同じ記号の辺同士を縫い合わせてください。

返し口を残して胸と腹部を縫い合わせます。

胸は面積が狭い方が背中側です。

返し口まで縫って、表に返した様子です。

綿を詰めて、返し口をコの字綴じします。

形が崩れないように、綿はできるだけ多く詰めます。

全体を揉んで形を整えます。

胸と腹部が合体した胴体の完成です。


3.翅

⑬が前翅、⑭が後翅です。

それぞれ中表にして、返し口を残して縫い合わせます。

表に返す前に曲線の部分に細かく切込みを入れておくと、綺麗な形に仕上がります。

表に返したら、返し口はコの字綴じします。

これで翅は完成です。